オーブンで焼いたクイ(モルモット)の盛り付け
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クスコのクイ料理:どんな料理か、調理法、食べられる場所と値段

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旅行者の好奇心をこれほどかき立てる料理は、そう多くありません。クイ、つまりテンジクネズミ(モルモット)は、多くの国ではペットですが、アンデスでは何千年も前から大切な食材であり、お祝いのごちそうです。食べるかどうかは個人の自由ですが、アンデスの家族にとってクイが何を意味するかを知ると、この料理の見え方が変わります。このガイドでは、クイの歴史、クスコでの代表的な調理法、注文するときに知っておきたいことを紹介します。

まずはここから: クスコ旅行のコツ · クスコでやること

数千年の歴史をもつ食材

クイはインカよりはるか昔、数千年前にアンデスで家畜化されました。伝統的に農村の家の中、多くは台所で飼われ、草や野菜くずを食べて育ちます。良質なたんぱく源で、繁殖が早く場所もとらないため、高地の村々の食を支えてきました。

食材としてだけでなく、儀礼的な役割もあります。伝統医療に使う村もあり、守護聖人の祭り、洗礼、結婚式などの家族のお祝いでもふるまわれます。その存在の大きさは植民地時代の美術にも表れていて、クスコのカテドラルにあるマルコス・サパタの「最後の晩餐」では、食卓の中央にクイが描かれています。

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クスコでの調理法

  • 窯焼きクイ(クイ・アル・オルノ):クスコ地方で最も代表的な調理法。ワカタイなどのアンデスのハーブ、にんにく、アヒ(唐辛子)でマリネし、薪窯で丸ごと焼きます。皮はパリッと、肉はジューシーに仕上がります。ジャガイモ(詰め物をしたものも)やサラダが添えられることが多いです。
  • チャクタード:石で押しつぶして平らにして揚げたもので、とてもカリカリです。アレキパの名物ですが、出すレストランもあります。
  • ピカンテや煮込み:地域によっては、アヒやピーナッツのソースで煮込みます。
  • 創作料理:ノボアンディーノのレストランでは、骨を抜いたりコンフィにしたり、食べやすく切り分けたりして出す店もあります。

ティポンとサイリャ

クスコ近郊の南の谷では、ティポンは窯焼きクイ、サイリャはチチャロン(揚げ豚)で有名です。ティポン遺跡を訪れるなら、クイを試すよい機会です。

食べられる場所

店はよく入れ替わるので特定の店はおすすめしていませんが、よくある選択肢は次のとおりです。

  • 伝統的なピカンテリアやキンタ:クスコの家族が食事をする大衆的な店で、特に昼どきににぎわいます。本物の雰囲気で、値段も安め。
  • 中心部の観光客向けレストラン:メニューにクイがあり、料理の説明もしてくれることが多いです。値段は高め。
  • ノボアンディーノのレストラン:創作的な調理と、凝った盛り付け。
  • 南の谷の村:特にティポンでは、大きな薪窯でクイを焼きます。週末が中心です。

丸ごとか切り分けか、どのくらい時間がかかるかを必ず聞きましょう。窯焼きクイは予約が必要だったり、長く待ったりすることがあります。

食べ方

通常は、頭と足の付いたまま丸ごとか半身で出てきます。多くの旅行者がいちばん驚くのがここです。いくつかアドバイスを。

  • 丸ごとの姿が苦手なら、切り分けて出してもらいましょう。
  • 手で食べてまったく問題ありません。パリパリの皮がいちばん喜ばれる部分です。
  • 肉は少なく、小さな骨がたくさんついているので、ゆっくり食べましょう。
  • 味は鶏肉とウサギの中間のようで、少し脂があります。

付け合わせと一緒に頼めば、1匹で2人で分けるのにちょうどいい量です。

値段の目安

クイは、伝統料理のメニューの中でも特に高い料理のひとつです。育てるのに時間がかかり、調理にも手間がかかるためです。大衆的な店では、観光客向けや創作系のレストランよりずっと安く食べられます。値段は時期や店によって変わるので、注文前にメニューを見て、1匹の値段か半身の値段かを確認しましょう。

挑戦できないときは

特に自分の国でペットとされている動物なら、クイを食べたくないと思うのはごく自然なことです。丁寧に断れば、誰も気を悪くしません。ただ、アンデスの家族にとっては伝統的な食べものなので、見下すような発言は避けましょう。ほかの料理がよければ、ロモ・サルタード、アドボ・クスケーニョ、キヌアのスープ、チリウチュ(聖体祭の名物料理で、クイも入っています)、アンデス料理に数多くあるベジタリアン料理を試してみましょう。

アンデス料理について学ぶ

地元の食に興味があるなら、料理教室や、サン・ペドロ市場を訪れるグルメツアーに参加すると、クイ、トウモロコシ、在来種のジャガイモ、アンデスのハーブといった食材への理解が深まります。

よくある質問

クイはどんな味ですか?
鶏肉とウサギの中間のような味で、窯焼きにすると皮がパリッとして、少し脂があります。
クスコ近郊でいちばんおいしいクイはどこで食べられますか?
南の谷の村、特にティポンが窯焼きクイで有名です。市内ではピカンテリアやペルー料理のレストランで食べられます。
クスコでクイを食べるのは高いですか?
伝統料理の中では特に高い料理のひとつです。大衆的な店と観光客向けのレストランで値段が大きく違うので、注文前にメニューを確認しましょう。
頭付きで出てきますか?
たいていはそうで、丸ごとか半身で出てきます。切り分けて出してもらうよう頼むこともできます。

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