
フマンタイ湖は、同じ名前の雪山のふもとに抱かれた、現実離れしたターコイズブルーの氷河湖です。クスコ発の日帰りツアーの中でも特に人気が高く、レインボーマウンテンと並んで旅の「高地の試練」といえる場所です。行き方、登りの様子、準備のポイントを紹介します。
どんな場所?どこにある?
湖の標高は約4,200m。ビルカバンバ山脈にあり、モリェパタ村とソライパンパのキャンプ地の近く、ちょうどサルカンタイ・トレックの出発点に位置しています。独特の色は、氷河の雪解け水と、水中に漂う細かな堆積物によるものです。
地元のコミュニティにとって、フマンタイ山は「アプ」と呼ばれる聖なる山で、湖も神聖な場所とされています。泳ぐのはふさわしくなく、禁止されています。景色は湖畔から敬意をもって楽しみ、お供えものや儀式を見かけたら静かにしましょう。
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行き方
1日ツアーで
最も楽な方法で、ほとんどの人がこれを選びます。ホテルへの迎えはたいてい午前4〜5時。モリェパタを経由して、登山口のソライパンパ(標高約3,900m)まで片道約3時間かかります。通常は朝食と昼食付きで、夕方遅くにクスコへ戻ります。
個人で
クスコから乗合バン(コレクティーボ)でモリェパタへ行き、そこからタクシーや地元の交通手段でソライパンパへ向かえます。費用は安く済みますが、同じ日のうちに往復できるよう時間を合わせるのは難しく、特に帰りが大変です。個人で行くならソライパンパでの1泊も検討しましょう。
トレッキング
ソライパンパからは片道約3km、標高差は約400mです。登りは1〜1.5時間(2時間かかることも)、下りはそれより少し短めです。距離は短いものの急な道で、特に最後の区間はきつく、高度のせいで数字から想像するよりずっとハードです。
- 馬:登りの途中まで馬を借りられます。最後の区間は歩きです。
- 入域料:コミュニティへの入域料を現金で支払います。金額は変わるので事前に確認を。
- 湖での滞在時間:ツアーでは通常30〜60分ほどです。
ヒント
より広い景色を見たいなら、湖の脇に少し高い展望ポイントがあります。体調が良いときだけ登りましょう。
高度について
注意
フマンタイ湖へは、クスコや聖なる谷で少なくとも2〜3日かけて高度に慣れてから行きましょう。激しい頭痛、混乱、嘔吐、安静時の息苦しさがあれば、すぐに下山してください。
レインボーマウンテンより少し標高が低く、歩く距離も短いため、フマンタイ湖を先に訪れる旅行者が多くいます。高地の「予行演習」にちょうど良いのです。出かける前に高山病のガイドも読んでおきましょう。
ベストシーズン
乾季(おおむね5〜9月)は空が澄み、湖の色も最も鮮やかです。雨季は雲が多く、道はぬかるみ、雪山が隠れてしまうこともあります。どの季節でも、早朝はとても寒く、昼の日差しは強烈です。
持ち物
- 重ね着できる服と、防水・防風のジャケット
- 早朝用のニット帽と手袋
- SPF値の高い日焼け止めとサングラス
- 水と軽食
- 入域料、馬、トイレ用の現金
- トレッキングポール(下りで特に役立ちます)
ほかのルートと組み合わせる
フマンタイ湖はサルカンタイ・トレックの最初の見どころです。アグアス・カリエンテスとマチュピチュがゴールになる4〜5日間のルートで、インカ道の許可証が取れないときの人気の代替案でもあります。詳しくはマチュピチュへの行き方ガイドをご覧ください。
ソライパンパに泊まるのもひとつの方法です。キャンプ場のほか、グランピング風のドーム型テントもあります。団体客が帰ったあとや到着する前の、静かな時間に湖へ登れます。
最後にアドバイス
- 休憩をはさみながらゆっくり登りましょう。グループのペースに無理に合わせる必要はありません。
- 湖を大切に。泳がない、ごみを残さない、アパチェタ(石積み)を動かさない。
- 座るための敷物があると便利です。湖畔の地面はたいてい冷たく湿っています。
- 前日の夕食は軽めにして、早めに寝ましょう。
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