アルマス広場に建つクスコ大聖堂
文化と歴史

太陽の神殿コリカンチャ:入場券・開館時間・見どころ・歴史

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コリカンチャは、太陽(インティ)をはじめとする神々を祀ったインカ帝国で最も重要な神殿でした。年代記によれば、壁は金の板で覆われ、庭には金と銀の像が並んでいたといいます。征服後、ドミニコ会がその上にサント・ドミンゴ教会と修道院を建て、今では驚くほど精巧なインカの石壁が植民地時代の回廊の中に残る、他に類を見ない姿になっています。アルマス広場から歩いてすぐの、必見のスポットです。

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歴史をかんたんに

名前はケチュア語で「黄金の囲い地」と訳されることが多いです。神殿はパチャクテク以前からありましたが、15世紀に彼が大規模に再建しました。タワンティンスーユ(インカ帝国)の宗教と天文の中心で、年代記によれば、ここからセケと呼ばれる見えない線が放射状にのび、クスコ周辺の何百もの聖地を結んでいたといいます。スペイン人は金の品々を溶かし、この地をドミニコ会に与えました。1650年と1950年の地震で植民地時代の教会は大きな被害を受けましたが、インカの石壁は持ちこたえ、元の構造の一部がよみがえることになりました。

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見どころ

  • インカの部屋:伝統的に太陽、月、星、雷、虹に結びつけられてきた部屋。台形の壁龕(へきがん)と、磨き上げられた石壁が見られます。
  • 石組み:ミリ単位の精度で組まれた安山岩のブロック。継ぎ目と、わずかに内側へ傾いた壁に注目しましょう。地震に強い工法です。
  • 外側の曲面の壁:エル・ソル通りから見える、インカ建築の最高傑作のひとつ。
  • 植民地時代の回廊とサント・ドミンゴ教会。クスコ派の絵画が飾られています。
  • 外の庭園。年代記によれば、ここに黄金の庭があったとされています。
アルマス広場に建つクスコ大聖堂
コリカンチャはアルマス広場から歩いてすぐです

入場券:2つの別々の施設

ここは混乱しやすいポイントです。

  • コリカンチャ/サント・ドミンゴ修道院:ドミニコ会が管理する独自の入場券が必要です。クスコ周遊券には含まれません。
  • コリカンチャ遺跡博物館:外の庭園の地下にある博物館で、エル・ソル通りから入ります。こちらはクスコ周遊券の対象です。

料金は手ごろですが変わることがあるので、チケット売り場で確認しましょう。入口には公認ガイドがいて、45〜60分ほどの案内をしてくれます。

開館時間と所要時間

通常、月曜〜土曜は終日、日曜は短縮営業(たいてい午後)です。宗教行事の際は変わることがあるので、最新の時間を確認しましょう。ガイド付きで1〜1.5時間ほど見ておきましょう。

午前中がおすすめ

朝一番は団体客が少なく、回廊の光もやわらかく写真向きです。

行き方

コリカンチャはエル・ソル通りとロレト通りの間、サント・ドミンゴ広場にあります。インカの石壁が両側に続くロレト通りを通れば、アルマス広場から歩いて5〜10分。平坦な道なので、クスコ初日でも大丈夫です。

組み合わせ方

  • 個人で:午前にコリカンチャを見学し、ロレト通りとハトゥン・ルミヨック通りを散策しながらサン・ブラスへ。
  • ツアーで:半日市内ツアーはたいていコリカンチャから始まり、サクサイワマン、ケンコー、プカ・プカラ、タンボマチャイへと続きます。

アドバイス

  • 教会の礼拝エリアでは敬意を。今も宗教施設です。
  • インカの石壁に触れたり寄りかかったりしないようにしましょう。
  • 部屋によってはフラッシュ撮影が制限されていることがあります。
  • インティ・ライミ(6月24日)の最初の場面はコリカンチャの前で行われ、その日は入場が制限されます。

年代記作者が伝えたこと

征服以前のコリカンチャについて知られていることのほとんどは、その後に書かれた年代記によるものです。

  • 16世紀半ば、ペドロ・シエサ・デ・レオンは、金の板で覆われた壁と、建物をぐるりと囲む金の帯について記しました。
  • クスコ生まれのインカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベガは、著書『インカ皇統記』(1609年)で、金と銀でできた植物、トウモロコシの穂、動物のある庭について語っています。
  • イエズス会士ベルナベ・コボは1653年に、セケの記録をまとめました。神殿から放射状にのびる約40本の線が、泉や岩、丘など300以上のワカ(聖地)を秩序づけ、その管理は街の集団の間で分担されていたといいます。

貴重な証言ですが、数十年後に、書き手自身の視点で書かれたものとして読みましょう。

1950年の地震

1950年5月21日、強い地震がクスコを襲いました。サント・ドミンゴ教会と修道院は大きな被害を受けましたが、植民地時代の漆喰や増築部分が崩れ落ちたことで、何世紀も隠れていたインカの石壁が姿を現しました。その後の修復ではそれをむき出しのまま残すことが決まり、今では同じ建物の中で、インカの石組みと植民地時代の建築が重なり合う様子を見られます。クスコの歴史をひとつの場所で学べる、最高の教材です。

おすすめの見学ルート

  1. 回廊側のインカの部屋から始め、壁龕と台形の出入口に注目しましょう。
  2. いくつもの開口部が一直線に並んで見えるポイントを探しましょう。神殿の定番写真のひとつです。
  3. 回廊と植民地時代の絵画を見て回りましょう。
  4. 庭園を見下ろすテラスへ出てみましょう。
  5. 外に出たら、エル・ソル通りを下って曲面の壁を外から眺めましょう。

よくある質問

コリカンチャはクスコ周遊券に含まれていますか?
含まれていません。神殿とサント・ドミンゴ修道院には独自の入場券が必要です。クスコ周遊券に含まれるのは、庭園の地下にあるコリカンチャ遺跡博物館です。
コリカンチャの見学にはどのくらい時間が必要ですか?
ガイド付きで1〜1.5時間ほどです。
コリカンチャの金は何か残っていますか?
ほとんど何も残っていません。金の板や品々は征服後にスペイン人が持ち去って溶かしました。今見られるのは建築です。

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