トレッキングルートから見るアウサンガテ峰と高原
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アウサンガテとサルカンタイ、どちらのトレッキングを選ぶ?

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サルカンタイとアウサンガテは、クスコ地方を代表する二つの雪山であり、インカ道の入山許可がいらない二大ロングトレイルです。氷河、湖、高い峠、凍える夜という基本は共通していますが、体験はまったく違います。一方はマチュピチュをゴールに雲霧林へ下り、もう一方は聖なる山の周りを、ほとんど高原(プナ)から離れずに一周します。体力、高度順応、求める旅のスタイルから選べるよう、両者を比べました。

まずはここから: クスコ旅行のコツ · クスコでやること

結論から

  • 初めての高所トレッキングで、マチュピチュをゴールにしたい、山からジャングルへの景色の変化を楽しみたいならサルカンタイ。
  • 高所の経験があり、人の少ない秘境ルートを歩きたい、アンデスの牧畜民の暮らしに触れたいならアウサンガテ。
  • 迷ったら、取り組みやすいのはサルカンタイ、より厳しいのはアウサンガテです。

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ひと目で比較

  • 山:サルカンタイは約6,270m。アウサンガテは6,300mを超え、クスコ地方の最高峰。
  • 日数:サルカンタイは4〜5日・約70km。アウサンガテは4〜6日の周回ルート。
  • 最高地点:サルカンタイは約4,600mの峠。アウサンガテは5,000mを超えるパロマニ峠のほか、同じく5,000m超の峠がいくつも。
  • 宿泊地:サルカンタイは初日が約3,900mで、その後は下っていく。アウサンガテは毎晩4,300〜4,700mのキャンプが一般的。
  • ゴール:サルカンタイはアグアス・カリエンテスとマチュピチュ。アウサンガテはクスコから車で3〜4時間のティンキやウピス周辺に戻る。
  • 許可:どちらもインカ道の許可は不要。ただし地元の共同体が通行料を徴収することがある。

難易度と高度

どちらも技術的な難しさはありませんが、体力的にはきつい道です。大きな違いは、高い場所にいる時間の長さ。

サルカンタイは2日目が非常にハードで、峠への登りと長い下りで7〜9時間歩きます。その後は雲霧林へ下るので、高度は主な問題ではなくなります。アウサンガテは周回中ずっと標高4,000m以上を歩いて眠り、5,000m超の峠をいくつも越えます。疲れがたまり、夜の寒さもずっと厳しくなります。

サルカンタイの前にはクスコで最低2〜3日、アウサンガテの前には高地で最低3〜4日の順応を。できればウマンタイ湖やレインボーマウンテンの日帰りハイキングで体を慣らしてから出発しましょう。

高山病

どちらのトレッキングでも、強い症状(治まらない激しい頭痛、嘔吐、意識の混乱、安静時の息切れ)が出たらガイドに伝えて下山を。症状があるまま高い峠に向かわないでください。

景色と体験

  • サルカンタイ:峠ではすぐそばに氷河、初日にはウマンタイ湖、その後はコーヒー畑や果樹、雲霧林へと劇的に下っていきます。数日でいくつもの生態系を通り抜け、最後にマチュピチュというご褒美が待っています。
  • アウサンガテ:色とりどりの湖、氷河、鉱物の縞模様の山、アルパカやリャマの群れ、牧畜民の集落。多くのツアーが、日帰りツアーより静かなルートでレインボーマウンテンを組み込んでいます。ほぼずっと続く高山の風景で、はるかに人里離れています。
雪山のふもとに広がるターコイズ色のウマンタイ湖
サルカンタイ・トレッキングでは初日にウマンタイ湖を訪れることが多い

人の多さ・設備・雰囲気

サルカンタイは今やクスコで最も人気のある代替トレイルで、ハイシーズンにはグループが多く、キャンプ場も整い、より快適なロッジ泊のプランもあります。アウサンガテは静かで、グループは少なく、設備も乏しく、多くの区間で携帯の電波が届きません。それこそが魅力という人もいれば、さらなる難しさと感じる人もいます。

アウサンガテはケチュアの人々にとって神聖なアプ(山の神)で、毎年その山腹でコイヨリティの巡礼が行われます。写真は許可を取ってから撮り、ごみは持ち帰りましょう。

マチュピチュはどうする?

マチュピチュが必須で日数が少ないなら、サルカンタイは一石二鳥。最終日に遺跡を訪れられます。入場券は自動的には含まれないので、日付と周遊ルートを指定して予約してもらえるか旅行会社に確認を。アウサンガテの場合はトレッキングの前後に別途マチュピチュを計画し、旅程に少なくとも2日を加える必要があります。

それぞれのベストシーズン

どちらも5〜9月の乾季がベストで、空が澄んでいます。ただし最も混み合い、夜も最も冷え込む時期で、アウサンガテではそれがずっと厳しく感じられます。4月と10月はほどよい折衷案。12〜3月は雨が多く、サルカンタイでは一部区間がぬかるみ、土砂崩れの危険も。アウサンガテでは雨や雪、霧が多く、催行しない旅行会社も少なくありません。

手配と保険

どちらも旅行会社を利用するのが一般的で、送迎、ガイド、コック、アリエロ(荷役の牧夫)と荷運びの動物、テント、食事を手配してくれます。個人で歩くのは山の経験と読図力が十分ある場合だけにし、アウサンガテでは少なくとも地元のアリエロを雇いましょう。共同体への通行料用の現金を持ち、足りない装備、特に良い寝袋はクスコでレンタルを。

旅行保険

高所トレッキングと救助搬送が補償対象か確認を。アウサンガテなら5,000m以上が対象かどうかも。

よくある質問

アウサンガテとサルカンタイ、どちらがきつい?
アウサンガテです。周回中ずっと4,000m以上にいて、5,000m超の峠をいくつも越えます。サルカンタイの最高地点は約4,600mで、その後は下ります。
マチュピチュがゴールなのはどちら?
サルカンタイです。アウサンガテはティンキやウピス周辺に戻るので、マチュピチュは別途計画します。
入山許可は必要?
どちらもインカ道の許可は不要ですが、共同体の通行料がかかることがあり、マチュピチュの入場券は別に予約します。
初めての高所トレッキングならどちら?
クスコでしっかり高度順応することを前提に、一般的にはサルカンタイのほうが取り組みやすいです。

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